〈P.M.Sum12〉第3講:プレクシャ瞑想の始め方と終わり方

Contents

1.プレクシャ瞑想には型がある
2.プレクシャ瞑想の始め方
3.プレクシャ瞑想の終わり方
4.インフォメーション



1.プレクシャ瞑想には型がある


 例えば食事の前には「いただきます」といいますし、食後には「ごちそうさま」といいます。それは、食物に感謝しいただいたものを自己化して活かしていくなどの意味合いがあります。
 同じように瞑想にも食事のような型があります。技法の前には開始のマントラ等を唱え、技法の後にはスートラを唱えて終了します。

2.プレクシャ瞑想の始め方

①座法


 瞑想には瞑想に適した姿勢というのがあり、それが以下の座法です。これらの中からどれかやりやすいものを選び、背筋を伸ばして肩・首をリラックスさせて目をつむって座ります。

●パドマ・アーサナ
●アルダ・パドマ・アーサナ
●シッダ・アーサナ
●アルダ・シッダ・アーサナ
●ヴァジュラ・アーサナ


②開始のマントラ、スートラ


 技法に入る前に次の3つの言葉を唱えます。

〈アラハンのマントラ〉
「アラハン」を9回唱える
※アラハンの意味は、『悟ったもの』です

〈ディイーヤ・スートラ〉
「サㇺーピッカイイー アーッパーガー マーッパエーェーナㇺー」を3回唱える
※このスートラの意味は、「自分自身を通して自分をみてください、そして本当の自分をみてください」です


〈決心の言葉〉
「私は意識を純粋にするためにプレクシャ瞑想を行います」を3回唱える


3.プレクシャ瞑想の終わり方

終わりのスートラ①


〈ヴィヴェーク・スートラⅰ〉 
「アッパナー サッチャメー セィッジャー メッティㇺ ブーイェース カッパイェー」を3回唱える
※このスートラの意味は、「自分自身で真実を探しましょう、そして生きとし生けるものと仲良くしましょう」です


〈ヴィヴェーク・スートラⅱ〉 
「アーハンス ヴィッジャー チャラナㇺ パモッカㇵㇺ」を3回唱える
※このスートラの意味は、「苦しみから解放されるために、正しい知識と行いを実践しましょう」です

終わりのスートラ②

〈シャラナン・スートラ〉 
「アラハンテー サラナㇺ パヴァッジャーミ

スィッデㇸェ― サラナㇺ パヴァッジャーミ

サーフー サラナㇺ パヴァッジャーミ

ケーヴァリ パンナッタㇺ ダㇵンマㇺ サラナㇺ パヴァッジャーミ」を3回唱える

※このスートラの意味は、「私は悟りをひらいた人に守られています、私は解脱した人に守られています、私は諸聖人に守られています、私は神聖なる教えに守られています」です

終わりのスートラ③

〈シュラッダ・スートラ〉 
「ワンデー サッチャㇺ」をヴァンダナのポーズで3回唱える
※このスートラの意味は、「真理に対して敬意を表します」です


4.インフォメーション

●技法実践例

第12講ー4ステップ瞑想でご紹介します

●もっと学びたい

オンライン講座—プレクシャ瞑想基本12講を受講してみてください
オンライン講座—プレクシャ瞑想発展12講を受講してみてください






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