〈P.M.Sum12〉第9講：第6技法—レッーシュャー・ディヤーナ

Contents

1．技法の概要
2．技法の恩恵
3．やり方
4．インフォメーション

1．レーッシュャー・ディヤーナの概要

　レーッシュヤー・ディヤーナは、【レーッシュヤー＋ディヤーナ】から成り立っていて、

●レーッシュヤー＝色

●ディヤーナ＝瞑想

という意味です。つまり、

●レーッシュヤー・ディヤーナ＝色彩瞑想、という技法です。

　レーッシャとは色のことで、肉体の内側にある微細なレベルの体から放射された意識や電磁気的な波動です。ジャイナ教哲学では、レーシャは物質で、常に私たちの内外を流れ、神経系や人格に関連している内分泌系に影響を及ぼしています。つまり、レーッシャは根深いレベルで私たちの個性や人格に関係しているということです。

　そこで、人格をより良くするために良い色を積極的に自分自身に取り入れていこうというのがレーッシュヤー・ディヤーナという技法です。

④アーナンダ・ケーンドラ…（幸福の中心点/胸/胸腺）

➡エメラルドグリーン色＋「心理的歪みや消極的態度から解放されている」

⑤ヴィシュッデㇶィ・ケーンドラ…（純粋の中心点/喉/甲状腺・副甲状腺）

➡青色＋「衝動や欲望がコントロールされている」

⑥ダルシャナ・ケーンドラ…（直観の中心点/眉間/脳下垂体）

➡昇る朝日の赤色＋「直観力が目覚めている」

⑦ジョーティ・ケーンドラ…（悟りの中心点/額の中央/視床下部）

➡満月の白色＋「怒りや興奮が消えて心穏やかになっている」

⑧ギャーナ・ケーンドラ…（知恵の中心点/頭頂部/大脳・小脳など）

➡黄金色＋「知覚力が鋭くなり思考がクリアになっている」

2．レーッシュャー・ディヤーナの恩恵

●健康になる

　心身安定・記憶力UP・不眠解消

●人格向上

　感情制御・良い言動

●カルマの浄化

　潜在意識浄化・良いオーラを醸し出す・直観力UP

3．レーッシュャー・ディヤーナのやり方

①座法・開始のマントラ＆スートラ

　アラハンのマントラ、ディイーヤ・スートラ、決心の言葉

②カヨーッツァルグ

　体の各部位に意識を向けて、順次「リラ～ックス」

　「リラ～ックス」「リラ～ックス」と心の中で自己暗示をかけていく

③レーッシュヤー・ディヤーナ

　ケーンドラに順次意識集中

　特定の色を思い浮かべる

　特定の言葉を唱える

④ジョーティ・ケーンドラ・プレクシャ

　額の中央に輝く美しい白色を思い浮かべる

　特定の言葉を唱える

⑤終わりのスートラ

　ヴィヴェーク・スートラⅰ、ヴィヴェーク・スートラⅱ、シュラッダ・スートラ

4．インフォメーション

●技法実践例

第12講ー4ステップ瞑想でご紹介します

●もっと学びたい

オンライン講座—プレクシャ瞑想基本12講を受講してみてください

オンライン講座—プレクシャ瞑想発展12講を受講してみてください