〈P.M.Sum12〉第5講:第2技法—アンタルヤーットラ
Contents
1.技法の概要
2.技法の恩恵
3.やり方
4.インフォメーション
1.アンタルヤーットラの概要
アンタルヤーットラは、【アンタル+ヤーットラ】から成り立っていて、
●アンタル=内側
●ヤーットラ=旅
という意味です。つまり、
●アンタルヤーットラ=内なる旅、生命エネルギーの流れを良くする、という技法です。
インド哲学では全身に生命エネルギーが流れていてそれが私たちの肉体を生かしているとされています。その生命エネルギーの最も主要な流れ道が【尾骨ー脊髄ー頭頂部】を結ぶスシュムナー・ナディーです。アンタルヤーットラは、スシュムナー・ナディー内で意識を往復させる技法で、
●息を吐くとき➡尾骨から頭頂部へ意識を上昇させる
●息を吸うとき➡頭頂部から尾骨へ意識を下降させる
技法です。
2.アンタルヤーットラの恩恵
●健康になる
免疫力UPや自律神経の安定に大変良いです。
●中枢神経強化
中枢神経は正しく知覚しそれに基づいた言動や行動と関係しています。アンタルヤーットラで正しい感じ方ができるようになっていきます。
●生命エネルギーの流れが良くなる
インド哲学では私たちを生かしている生命エネルギーですが、この流れが良くなります。また、深い瞑想には多くの生命エネルギーが必要で、アンタルヤーットラによって生命エネルギーを産出します。
3.アンタルヤーットラのやり方
●座法・開始のマントラ&スートラ
アラハンのマントラ、ディイーヤ・スートラ、決心の言葉
●カヨーッツァルグ
体の各部位に意識を向けて、順次「リラ~ックス」
「リラ~ックス」「リラ~ックス」と心の中で自己暗示をかけていく
●アンタルヤーットラ
スシュムナー・ナディー内で
息を吐きながら➡意識を尾骨から頭頂部へ上昇させていく
息を吸いながら➡意識を頭頂部から尾骨へ下降させていく
●ジョーティ・ケーンドラ・プレクシャ
額の中央に輝く美しい白色を思い浮かべる
●終わりのスートラ
ヴィヴェーク・スートラⅰ、ヴィヴェーク・スートラⅱ、シュラッダ・スートラ
4.インフォメーション
●技法実践例
第12講ー4ステップ瞑想でご紹介します
●もっと学びたい
オンライン講座—プレクシャ瞑想基本12講を受講してみてください
オンライン講座—プレクシャ瞑想発展12講を受講してみてください
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