〈P.M.Sum12〉第6講:第3技法—シュワーサ・プレクシャ

Contents

1.技法の概要
2.技法の恩恵
3.やり方
4.インフォメーション


1.シュワーサ・プレクシャの概要


 シュワーサ・プレクシャは、【シュワース+プレクシャ】から成り立っていて、
●シュワース=呼吸
●プレクシャ=知覚
という意味です。つまり、
●シュワーサ・プレクシャ=呼吸の知覚、という技法です。


 シュワーサ・プレクシャにはいくつかヴァリエーションがありますが、ここでは深い呼吸の知覚『ディールガ・シュワーサ・プレクシャ』の概要をご紹介します。


〈呼吸に伴うお腹の動きを知覚〉

 まずは意識をお腹や横隔膜に向け、深い呼吸に伴うそれらの動きに意識を集中させ、その動きを知覚していきます。


〈呼吸の感覚を知覚〉

 次に意識をゆっくりと左右の鼻腔を奥に行った交差点へ移し、呼吸の出入りに伴う感覚や呼吸に伴う鼻腔の感覚を知覚していきます。


2.シュワーサ・プレクシャの恩恵

●健康になる

 免疫力UPや自律神経の安定、血圧の安定や血液浄化に大変良いです。

●精神安定

 心が安定して勉強や仕事の効率化、日常生活で疲れにくくなったりします。

●マインドフル・集中力UP

 今この瞬間に起こっている呼吸に意識を集中することで、集中力が高まり『今ココ』に生きることにつながります(=マインドフルネス)。


3.シュワーサ・プレクシャのやり方

●座法・開始のマントラ&スートラ

 アラハンのマントラ、ディイーヤ・スートラ、決心の言葉

●カヨーッツァルグ

 体の各部位に意識を向けて、順次「リラ~ックス」
「リラ~ックス」「リラ~ックス」と心の中で自己暗示をかけていく

●シュワーサ・プレクシャ

 呼吸に伴うお腹の動き・横隔膜の動きを知覚
 呼吸の知覚・呼吸に伴う鼻腔の感覚を知覚

●ジョーティ・ケーンドラ・プレクシャ

 額の中央に輝く美しい白色を思い浮かべる

●終わりのスートラ

 ヴィヴェーク・スートラⅰ、ヴィヴェーク・スートラⅱ、シュラッダ・スートラ


4.インフォメーション

●技法実践例

第12講ー4ステップ瞑想でご紹介します

●もっと学びたい

オンライン講座—プレクシャ瞑想基本12講を受講してみてください
オンライン講座—プレクシャ瞑想発展12講を受講してみてください




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