投稿

5月, 2023の投稿を表示しています

〈P.M.Sum12〉第8講:第5技法—チャイタニヤ・ケーンドラ・プレクシャ

イメージ
Contents 1.技法の概要 2.技法の恩恵 3.やり方 4.インフォメーション 1.チャイタニヤ・ケーンドラ・プレクシャの概要  チャイタニヤ・ケーンドラ・プレクシャは、【チャイタニヤ+ケーンドラ+プレクシャ+プレクシャ】から成り立っていて、 ●チャイタニヤ=霊・魂・意識 ●ケーンドラ=中心 ●プレクシャ=知覚 という意味です。つまり、 ●チャイタニヤ・ケーンドラ・プレクシャ=霊的中心点の知覚 、という技法です。  チャイタニヤ・ケーンドラ=霊的中心点とは、ヨガなどでいうところのチャクラのことで哲学的には生命エネルギーが多く集まるところです。生理的には内分泌腺付近や神経叢などが集中しているところを指します。  ヨガなどでは主要なチャクラが7つあるなどとされていますが、プレクシャ瞑想では主要なケーンドラが8つ、副次的なケーンドラが5つあります。チャイタニヤ・ケーンドラ・プレクシャはこれらのケーンドラを順次知覚していく技法です。 ※ここでは主要8ケーンドラを知覚する技法の概要を説明しています。 ①シャクティ・ケーンドラ…(力の中心点/尾骨/性腺) ②スワーステㇶィヤ・ケーンドラ…(健康の中心点/丹田/性腺) ③タェージャス・ケーンドラ…(生体電気の中心点/臍/副腎・膵臓) ④アーナンダ・ケーンドラ…(幸福の中心点/胸/胸腺) ⑤ヴィシュッデㇶィ・ケーンドラ…(純粋の中心点/喉/甲状腺・副甲状腺) ⑥ダルシャナ・ケーンドラ…(直観の中心点/眉間/脳下垂体) ⑦ジョーティ・ケーンドラ…(悟りの中心点/額の中央/視床下部) ⑧ギャーナ・ケーンドラ…(知恵の中心点/頭頂部/大脳・小脳など) 2.チャイタニヤ・ケーンドラ・プレクシャの恩恵 ●健康になる  内分泌システムがととのったり神経系がととのったりします。 ●人格向上  内分泌系は人格と深く関しています。チャイタニヤ・ケーンドラ・プレクシャで内分泌系がととのうことは、人格の改善・向上につながり、真の幸福や平和に近づきます。 3.チャイタニヤ・ケーンドラ・プレクシャのやり方 ①座法・開始のマントラ&スートラ  アラハンのマントラ、ディイーヤ・スートラ、決心の言葉 ②カヨーッツァルグ  体の各部位に意識を向けて、順次「リラ~ックス」 「リラ~ックス」「リラ~ックス」と心の中で自己暗示をかけていく ③チャイタニヤ・ケーンドラ

〈P.M.Sum12〉第4講:第1技法—カヨーッツァルグ

イメージ
Contents 1.技法の概要 2.技法の恩恵 3.やり方 4.インフォメーション 1.カヨーッツァルグの概要  カヨーッツァルグは、【カーヤ+ウサグ】から成り立っていて、 ●カーヤ=肉体、身体 ●ウサグ=去る という意味です。つまり、 ●カヨーッツァルグ=身体の完全リラクゼーション、肉体・身体と魂は別であることを悟る、という技法です。 2.カヨーッツァルグの恩恵 ●ストレス解消  肉体的・精神的・感情的なストレスの解消に大変良いです。 ●不眠症改善  不眠症の改善を助けます。 ●マインドフル・集中力UP  今ココに集中できるようになっていきます。 3.カヨーッツァルグのやり方 ●座法・開始のマントラ&スートラ  アラハンのマントラ、ディイーヤ・スートラ、決心の言葉 ●カヨーッツァルグ  体の各部位に意識を向けて、順次「リラ~ックス」 「リラ~ックス」「リラ~ックス」と心の中で自己暗示をかけていく ●ジョーティ・ケーンドラ・プレクシャ  額の中央に輝く美しい白色を思い浮かべる ●終わりのスートラ  ヴィヴェーク・スートラⅰ、ヴィヴェーク・スートラⅱ、シュラッダ・スートラ 4.インフォメーション ●技法実践例 第12講ー4ステップ瞑想でご紹介します ●もっと学びたい オンライン講座— プレクシャ瞑想基本12講 を受講してみてください オンライン講座— プレクシャ瞑想発展12講 を受講してみてください

〈P.M.Sum12〉第6講:第3技法—シュワーサ・プレクシャ

イメージ
Contents 1.技法の概要 2.技法の恩恵 3.やり方 4.インフォメーション 1.シュワーサ・プレクシャの概要  シュワーサ・プレクシャは、【シュワース+プレクシャ】から成り立っていて、 ●シュワース=呼吸 ●プレクシャ=知覚 という意味です。つまり、 ●シュワーサ・プレクシャ=呼吸の知覚、という技法です。  シュワーサ・プレクシャにはいくつかヴァリエーションがありますが、ここでは深い呼吸の知覚『ディールガ・シュワーサ・プレクシャ』の概要をご紹介します。 〈呼吸に伴うお腹の動きを知覚〉  まずは意識をお腹や横隔膜に向け、深い呼吸に伴うそれらの動きに意識を集中させ、その動きを知覚していきます。 〈呼吸の感覚を知覚〉  次に意識をゆっくりと左右の鼻腔を奥に行った交差点へ移し、呼吸の出入りに伴う感覚や呼吸に伴う鼻腔の感覚を知覚していきます。 2.シュワーサ・プレクシャの恩恵 ●健康になる  免疫力UPや自律神経の安定、血圧の安定や血液浄化に大変良いです。 ●精神安定  心が安定して勉強や仕事の効率化、日常生活で疲れにくくなったりします。 ●マインドフル・集中力UP  今この瞬間に起こっている呼吸に意識を集中することで、集中力が高まり『今ココ』に生きることにつながります(=マインドフルネス)。 3.シュワーサ・プレクシャのやり方 ●座法・開始のマントラ&スートラ  アラハンのマントラ、ディイーヤ・スートラ、決心の言葉 ●カヨーッツァルグ  体の各部位に意識を向けて、順次「リラ~ックス」 「リラ~ックス」「リラ~ックス」と心の中で自己暗示をかけていく ●シュワーサ・プレクシャ  呼吸に伴うお腹の動き・横隔膜の動きを知覚  呼吸の知覚・呼吸に伴う鼻腔の感覚を知覚 ●ジョーティ・ケーンドラ・プレクシャ  額の中央に輝く美しい白色を思い浮かべる ●終わりのスートラ  ヴィヴェーク・スートラⅰ、ヴィヴェーク・スートラⅱ、シュラッダ・スートラ 4.インフォメーション ●技法実践例 第12講ー4ステップ瞑想でご紹介します ●もっと学びたい オンライン講座— プレクシャ瞑想基本12講 を受講してみてください オンライン講座— プレクシャ瞑想発展12講 を受講してみてください

〈P.M.Sum12〉第5講:第2技法—アンタルヤーットラ

イメージ
Contents 1.技法の概要 2.技法の恩恵 3.やり方 4.インフォメーション 1.アンタルヤーットラの概要  アンタルヤーットラは、【アンタル+ヤーットラ】から成り立っていて、 ●アンタル=内側 ●ヤーットラ=旅 という意味です。つまり、 ●アンタルヤーットラ=内なる旅、生命エネルギーの流れを良くする、という技法です。  インド哲学では全身に生命エネルギーが流れていてそれが私たちの肉体を生かしているとされています。その生命エネルギーの最も主要な流れ道が【尾骨ー脊髄ー頭頂部】を結ぶスシュムナー・ナディーです。アンタルヤーットラは、スシュムナー・ナディー内で意識を往復させる技法で、 ●息を吐くとき➡尾骨から頭頂部へ意識を上昇させる ●息を吸うとき➡頭頂部から尾骨へ意識を下降させる 技法です。 2.アンタルヤーットラの恩恵 ●健康になる  免疫力UPや自律神経の安定に大変良いです。 ●中枢神経強化  中枢神経は正しく知覚しそれに基づいた言動や行動と関係しています。アンタルヤーットラで正しい感じ方ができるようになっていきます。 ●生命エネルギーの流れが良くなる  インド哲学では私たちを生かしている生命エネルギーですが、この流れが良くなります。また、深い瞑想には多くの生命エネルギーが必要で、アンタルヤーットラによって生命エネルギーを産出します。 3.アンタルヤーットラのやり方 ●座法・開始のマントラ&スートラ  アラハンのマントラ、ディイーヤ・スートラ、決心の言葉 ●カヨーッツァルグ  体の各部位に意識を向けて、順次「リラ~ックス」 「リラ~ックス」「リラ~ックス」と心の中で自己暗示をかけていく ●アンタルヤーットラ  スシュムナー・ナディー内で   息を吐きながら➡意識を尾骨から頭頂部へ上昇させていく   息を吸いながら➡意識を頭頂部から尾骨へ下降させていく ●ジョーティ・ケーンドラ・プレクシャ  額の中央に輝く美しい白色を思い浮かべる ●終わりのスートラ  ヴィヴェーク・スートラⅰ、ヴィヴェーク・スートラⅱ、シュラッダ・スートラ 4.インフォメーション ●技法実践例 第12講ー4ステップ瞑想でご紹介します ●もっと学びたい オンライン講座— プレクシャ瞑想基本12講 を受講してみてください オンライン講座— プレクシャ瞑想発展12講 を受講してみてください

〈P.M.Sum12〉第7講:第4技法—シャリーラ・プレクシャ

イメージ
Contents 1.技法の概要 2.技法の恩恵 3.やり方 4.インフォメーション 1.シャリーラ・プレクシャの概要  シャリーラ・プレクシャは、【シャリーラ+プレクシャ】から成り立っていて、 ●シャリーラ=身体 ●プレクシャ=知覚 という意味です。つまり、 ●シャリーラ・プレクシャ=身体の知覚、という技法です。  身体の各パーツに順次意識を向けて知覚していきます。各パーツを知覚し終えたら、最後は全身をひとカタマリとして知覚します。 2.シャリーラ・プレクシャの恩恵 ●健康になる  免疫力UPや自律神経の安定、血圧の安定や血液浄化に大変良いです。 ●精神安定  心が安定して勉強や仕事の効率化、日常生活で疲れにくくなったりします。 ●マインドフル・集中力UP  今この瞬間に起こっている呼吸に意識を集中することで、集中力が高まり『今ココ』に生きることにつながります(=マインドフルネス)。 3.シャリーラ・プレクシャのやり方 ①座法・開始のマントラ&スートラ  アラハンのマントラ、ディイーヤ・スートラ、決心の言葉 ②カヨーッツァルグ  体の各部位に意識を向けて、順次「リラ~ックス」 「リラ~ックス」「リラ~ックス」と心の中で自己暗示をかけていく ③シャリーラ・プレクシャ  体の各部位に順次意識を向けて知覚していく  例)右足・脚➡左足・脚➡胴体➡右手・腕➡左手・腕➡首➡顔・頭➡全身     ※時間があれば足指1本1本などともっと細かく各部位を知覚していくと良いです ④ジョーティ・ケーンドラ・プレクシャ  額の中央に輝く美しい白色を思い浮かべる ⑤終わりのスートラ  ヴィヴェーク・スートラⅰ、ヴィヴェーク・スートラⅱ、シュラッダ・スートラ 4.インフォメーション ●技法実践例 第12講ー4ステップ瞑想でご紹介します ●もっと学びたい オンライン講座— プレクシャ瞑想基本12講 を受講してみてください オンライン講座— プレクシャ瞑想発展12講 を受講してみてください

〈P.M.Sum12〉第3講:プレクシャ瞑想の始め方と終わり方

イメージ
Contents 1.プレクシャ瞑想には型がある 2.プレクシャ瞑想の始め方 3.プレクシャ瞑想の終わり方 4.インフォメーション 1.プレクシャ瞑想には型がある   例えば食事の前には「いただきます」といいますし、食後には「ごちそうさま」といいます。それは、食物に感謝しいただいたものを自己化して活かしていくなどの意味合いがあります。  同じように瞑想にも食事のような型があります。技法の前には開始のマントラ等を唱え、技法の後にはスートラを唱えて終了します。 2.プレクシャ瞑想の始め方 ①座法  瞑想には瞑想に適した姿勢というのがあり、それが以下の座法です。これらの中からどれかやりやすいものを選び、背筋を伸ばして肩・首をリラックスさせて目をつむって座ります。 ●パドマ・アーサナ ●アルダ・パドマ・アーサナ ●シッダ・アーサナ ●アルダ・シッダ・アーサナ ●ヴァジュラ・アーサナ ②開始のマントラ、スートラ  技法に入る前に次の3つの言葉を唱えます。 〈アラハンのマントラ〉 「アラハン」を9回唱える ※アラハンの意味は、『悟ったもの』です 〈ディイーヤ・スートラ〉 「サㇺーピッカイイー アーッパーガー マーッパエーェーナㇺー」を3回唱える ※このスートラの意味は、「自分自身を通して自分をみてください、そして本当の自分をみてください」です 〈決心の言葉〉 「私は意識を純粋にするためにプレクシャ瞑想を行います」を3回唱える 3.プレクシャ瞑想の終わり方 終わりのスートラ① 〈ヴィヴェーク・スートラⅰ〉  「アッパナー サッチャメー セィッジャー メッティㇺ ブーイェース カッパイェー」を3回唱える ※このスートラの意味は、「自分自身で真実を探しましょう、そして生きとし生けるものと仲良くしましょう」です 〈ヴィヴェーク・スートラⅱ〉  「アーハンス ヴィッジャー チャラナㇺ パモッカㇵㇺ」を3回唱える ※このスートラの意味は、「苦しみから解放されるために、正しい知識と行いを実践しましょう」です 終わりのスートラ② 〈シャラナン・スートラ〉  「アラハンテー サラナㇺ パヴァッジャーミ スィッデㇸェ― サラナㇺ パヴァッジャーミ サーフー サラナㇺ パヴァッジャーミ ケーヴァリ パンナッタㇺ ダㇵンマㇺ サラナㇺ パヴァッジャーミ」を 3回唱える ※このスートラの意味は、「私は悟